東京地区のH形鋼は流通が上伸基調を維持する半面、東京製鉄が4月販価を据え置きとしたことで「上げムードが鈍る」(問屋筋)との懸念が広がる。... それでも、昨年2月の実績である1万440...

連休明けに期待する流通も一部にとどまる。 ... 流通・加工業者は価格転嫁を中断せざるを得ず、採算を悪化させるところも出ている。 ... メーカー各社も現状での値戻しには慎重な姿勢を示...

需要面では「最悪期を抜けた」と見る流通が多い。 鉄鋼メーカーや流通各社が期待する復興需要は「2012年度下期には立ち上がる」(問屋筋)見通し。... 円高に対する懸念はあるもの...

流通にも「実需が増えた実感はない」(問屋筋)との見方が目立つ。 ... 流通は「需要がない中での価格転嫁は限界」(千葉県の問屋)とし、まずは受注競争で...

ファブリケーター(鉄骨加工業者)向けには7万円を割る取引も見られるが「安値提示は収束しつつある」(都内の問屋)。... ただ、まとまった荷動きが少ない現状では「市場の先...

流通各社も現行相場での商いに徹する姿勢を鮮明にしている。 ... 「荷動きは一時的に落ち着く」(都内の問屋)公算が大きい。 ... 一時は「出荷する...

市場に先高感が広がる中、20日に公表された東京製鉄の販価改定が「相場変動のきっかけになる」(都内の問屋)。... 足元の荷動き・引き合いは「前月比横ばい」(問屋筋)と振...

建築需要が振るわない中で短期間の値戻しは見込めないが「相場の下降スピードは6月に比べ確実に緩んでいる」(都内の問屋)。... トン当たり7万6000円前後の安値取引も散見され「相場が引...

原料高に伴うメーカーの値上げに対し、流通各社は販売価格に転嫁する姿勢を崩していない。... 3月は在庫積み増しなどの仮需が発生しており「市場は1年ぶりに活況だった」(問屋)。流通にはメ...

最終需要先の自動車、電機などのセットメーカーの生産は本格再開のめどがつかず先行き需要の不透明感が強まっているものの、「産業機器向けなどが堅調なほか、メーカーの納期長期化による品薄感も台頭してきている」...

また、国内鉄鋼メーカーによるアジア向けの鋼材輸出が一服し始めたことで「(メーカーによる)国内店売り向けの出荷が速まっている」(都内の問屋)。流通からは「輸入鋼材の増加や...

流通の価格転嫁が遅れ始めている。... 大型連休を明けてからの商状は特に閑散としており「5月の売上高は4月に比べ約1割悪い」(都内の問屋)。流通は残り5000―1万円の転嫁を目指してい...