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「収益面で苦しかった上期までの状況に、下期はさらに円高などの不透明な要因が加わってくる」(久保田尚志日本冶金工業常務)。

本来は8割まで行くと思っていたら、ひどい時はいっとき6割まで落ちた」(久保田尚志取締役)ことで、10―12月期は前四半期比で再び業績が悪化した。... 販売価格も「ニッケル相場に振り回...

日本冶金工業では「ニッケル価格が想定より上昇した」(久保田尚志取締役)こともあり、操業率は足元、8割まで回復。

原料在庫の評価替えも含めれば、評価損は200億円に達し、「在庫に絡むものを除けば、152億円の営業赤字は実質的には約50億円の営業黒字」(久保田尚志取締役)と釈明。

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