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データセンター関連需要も底打ち後の回復が鈍く、23年10―12月期のボールベアリング販売額は前年同期比微増にとどまった。
一方、石化協の岩田圭一会長は24年の見通しについて「需要は多少底打ち感があるが、急拡大はしないだろう。
減少率は11月より縮小傾向にあるが、クラス別では型締め力1000トン以上の超大型機がプラスになった以外は軒並みマイナスで、底打ちとは言い難い状況。
「受注残は依然として高水準で、高い工場稼働率を維持しながら挽回生産を続けている」(仙台・輸送用機械)や「半導体需要に底打ちの兆しがみられ、半導体製造装置の新規受注も徐々に下げ止まりつつ...
―メモリーを中心に想定以上に落ち込んだ半導体市況は足元で下げ止まり、製造装置各社の業績も底打ち感が強まっています。
「市況は底打ちの兆しがあるが、足元の回復ペースはなだらか。
足元の海外鋼材市況について「中国の市況価格、スプレッド(鋼材と原料の価格差)は反転し、底打ちの兆しがみられる」と述べた。
「中国経済の不振など不安要素もあるが、底打ち後の出荷の動きをみながら検討していきたい」と前向きな姿勢。
同社では市況について「多少の底打ち感はあるが、当面は調整局面が続く」(幹部)との見方を示す。
スマートフォン新製品の作り込みなどを背景に電子部品需要の底打ち感が強まり、売上高が4―6月期から増加。
車載向けに加えて半導体向けも底打ち感が見られるが、デジタル家電需要が中国をはじめとして世界的に低迷しており、「年度内の回復は難しい」(日本伸銅協会)と説明する。
