収益力を高め、50年に向けた脱炭素の取り組みを盤石にする。... 日鉄は5年間の中長期計画で、粗鋼生産能力とグループ含む人員の2割削減を打ち出した。... 神戸製鋼所は粗鋼年産約630万トンで安定収益...

脱炭素の流れからは、二酸化炭素(CO2)排出量が高炉の約25%という電炉に照準を合わせる展開が続きそうだ。 ... 日鉄の橋本英二社長は20年9月、...

米子会社の直接還元鉄事業は2050年に向け、脱炭素ビジネスの大きな武器だ。... 「将来的な内需減を先取りし、17年度に加古川製鉄所(兵庫県加古川市)に粗鋼生産を集約した。... 19...

2024年度までの中期計画では粗鋼生産能力を400万トン削減し、累計1200億円のコストカットを断行する。... 「過剰な粗鋼生産能力をそぎ落として固定費を削減し、高付加価値品を強化する。... 「全...

(3回連載) 22年の国内粗鋼生産には「21年見通し比で横ばいの9500万トン程度」(日本鉄鋼連盟の橋本英二会長)との予測がある。... 海外勢が大規...

温室効果ガスの排出削減のため、中国が粗鋼の減産を進めていることが原料炭の上値を抑えている。... また、脱炭素に傾斜する中国政府が粗鋼生産を抑制しているため、鉄鉱石の還元に使う原料炭の価格も頭打ちとな...

財務体質を改善・強化し、50年の脱炭素を達成するためにも安定した収益力の継続が課題といえる。 ... 鋼材内需が減少する一方、脱炭素に取り組む。... 粗鋼生産能力の適正化...

これにより、50年の脱炭素、高付加価値品比率アップに向けた世界での勝ち残りを図る。... 「高収益体質は生産設備合理化の痛みの上に成り立ち、この実現は我々の責務」(森高弘副社長)と強調...

鉄鋼業界では、2022年(暦年)の国内粗鋼生産が9500万トン程度と、21年予測と同等程度になるとの見通しが強まっている。... コロナ禍からの回復、脱炭素政策への先行投資を...

無方向性電磁鋼板はモーターなどの鉄心に使われエネルギーロスを抑制し、脱炭素に寄与する。宝鋼グループの20年の粗鋼生産量は世界首位。中国での粗鋼生産の開始時は日鉄が技術協力した。

「基幹拠点の安来工場(島根県安来市)での粗鋼生産は逼迫(ひっぱく)し、案件によっては顧客と相談しつつ需給調整している。... 量的にではなく、電子材料や航空エネルギー材...

日鉄の生産設備構造対策では、25年度までに全国に従来15基あった高炉を10基とし、粗鋼生産能力を2割減らし、人員は20%に当たる1万人を削減する。... 集中生産スタイルに改め、残す設備の新鋭...

世界鉄鋼協会(ブリュッセル市、北京市)がまとめた8月の世界64カ国・地域の粗鋼生産(速報)は前年同月比1・4%減の1億5680万トンで、13カ月ぶりに減少した。...

脱炭素製鉄、電炉けん引 鋼材の需給は総じてタイトな状況だ。... 2050年の脱炭素に向け、二酸化炭素(CO2)排出量が高炉勢の約4分の1という電...

脱炭素という世界的な転換期を迎える中、再生可能エネルギーや水素・アンモニアなどの新エネルギー分野でさらなる事業拡大を目指す。... 中国の粗鋼生産も一定の底堅さを見込んでいる」 ―再...

ただ単独粗鋼生産は高炉の休止・改修など生産能力の制約から「当初計画の年4000万トン程度止まりで、上方修正はできない」とした。 ... 鋼材を取り巻く世界の環境について森副社長は「脱...

コロナ禍から生産活動が回復し、鋼材需要はタイトとなっており、日鉄ではフル生産が続く。... 日鉄はかつて15基あった高炉を10基とし、国内粗鋼生産能力を年4000万トン体制に絞る“身を切る合理化”を断...

世界鉄鋼協会(ブリュッセル市、北京市)がまとめた7月の世界64カ国・地域の粗鋼生産(速報)は前年同月比3・3%増の1億6170万トンで、12カ月連続で増加した。...

ただ、資源高に依存せず稼ぎ続けることが求められており、東南アジアでの新型コロナウイルスの感染再拡大、半導体不足、中国の粗鋼生産抑制など足元には課題も残る。... 銅については脱炭素も追い風だ。... ...

原料炭の用途となる粗鋼生産が中国で好調なほか、脱炭素対応の強化で中国では石炭調達が以前に比べ困難になっていることが、原料炭価格を押し上げてマグネシウム相場を支えている。 ... 市場...