(京都・林武志) CiRAの増殖分化機構研究部門でiPS細胞やES細胞(胚性幹細胞)を用いた心血管系の細胞分化・再生を研究している...

肝細胞になる前段階の「肝前駆細胞」において目印となる酵素「カルボキシペプチダーゼM(CPM)」を特定。CPMを指標に自動磁気分離装置でiPS細胞由来の肝前駆細胞を取り出し、さらに肝細胞...

研究グループは、ヒト由来のiPS細胞から胎児期にのみ発生する腎前駆細胞への分化を試みた。腎前駆細胞に発現するOSR1とSIX2の2種類の遺伝子が発現すると、蛍光を発するようiPS細胞に蛍光たんぱく質遺...

京都大学大学院医学研究科の関谷徹治研究生らの研究グループは、硬い組織である瘢痕(はんこん)化した中枢神経内部に移植細胞を注入するより、組織の表面に細胞を置く「表面移植法」が聴覚機能改善...

大阪市立大学大学院医学研究科の中村博亮教授、上村卓也病院講師らは、マウス由来iPS細胞(人工多能性幹細胞)と組み合わせて作製した人工神経を用い、末梢(まっしょう)神経を...

放射線や抗がん剤などでDNAが傷ついた際に起きる生体防御機構やがんの抑制に関わるたんぱく質「ATM」が、脂肪前駆細胞から脂肪細胞への分化を制御し、糖の代謝を調整することを発見した。

理化学研究所多細胞システム形成研究センターの六車恵子専門職研究員らの研究グループは、ヒトES細胞(胚性幹細胞)を小脳神経組織に高い確率で分化誘導することに成功した。マウス由来ES細胞で...

iPS細胞(人工多能性幹細胞)から小さな肝臓組織を作り出し、肝臓病の患者に移植するという再生医療の実現に全力で取り組んでいる。... 研究チームはヒトiPS細胞から分化させた「肝細胞前...

幹細胞と分化した前駆細胞が、異なった細胞死のメカニズムを利用するとみている。... 精子幹細胞移植法と培養精子幹細胞を用いて解析した結果、Trp53遺伝子が欠損した精子幹細胞は放射線照射後も細胞死が抑...

軟骨前駆細胞と血管内皮細胞を共培養することで、軟骨の元になる立体的な組織を試験管内で作製。... 体外で軟骨を育てる技術は研究されてきたが、成長因子と呼ばれる成分を細胞に与える手法が中心だった。......

脂肪前駆細胞(幹細胞から脂肪細胞に分化する途中の段階にある細胞)からiPS細胞のような遺伝子導入を行わず、短期間で大量に血小板を作製するための技術を開発する。

京都大学大学院医学研究科の三嶋理晃教授らの研究グループは、京大iPS細胞研究所の長船健二准教授、京大の小川誠司教授らと共同で、ヒトiPS細胞(人工多能性幹細胞)から肺胞上皮細胞を分化誘...

このため、研究グループはヒトiPS細胞からグリア細胞に分化する能力を有するグリア系神経前駆細胞に分化させて、ALSの細胞移植での効果を検証した。... そこで計24匹のALSモデルマウスの腰髄に、iP...

京都大学iPS細胞研究所(CiRA)の近藤孝之研究員、井上治久教授らの研究グループは、ヒトiPS細胞(人工多能性幹細胞)由来で、神経細胞や中枢神経系を構成するグリア細胞...

肝細胞前駆細胞、間葉系細胞、血管内皮細胞の3種類の細胞を混ぜて培養。... 小島准教授は「バラバラにした細胞は、臓器内にある細胞のようには働かない」と、組織を構築する意義を説明する。... iPS細胞...

東京大学大学院医学系研究科の菅家康介大学院生と同工学系研究科の大庭伸介特任准教授らのグループは、iPS細胞(人工多能性幹細胞)やES細胞(胚性幹細胞)から骨芽細胞を効率...

研究グループは臨床応用をにらみ、マトリゲルの代替として接着たんぱく質のラミニンを合成したものでヒトiPS細胞を培養し、ドーパミン神経前駆細胞を誘導した。高密度な培養で、従来比20倍の神経前駆細胞を得ら...

京都大学iPS細胞研究所の中村壮研究員、江藤浩之(こうじ)教授らの研究グループは、ヒトiPS細胞(人工多能性幹細胞)から大量に血小板を作る方法を開発した。... 今回は...

リブテックはがん細胞の元になる幹細胞や、がん細胞になる手前の前駆細胞に含まれる抗原たんぱく質を探し出し、これと結合してがん細胞を撃退する抗体医薬品の創製を手がける。

iPS細胞(万能細胞)をもとにβ細胞を作る技術にも応用できると考えられる。... 従来、ES細胞やiPS細胞からβ細胞を作り出すことはできたが、生体細胞に比べてインスリン分泌能が非常に...