慶応義塾大学の戸嶋一敦教授らは、インフルエンザウイルスの増殖因子に結合し、光を当てると同因子を分解する分子標的薬の候補分子を開発した。同ウイルスの増殖に必要な「ノイラミニダーゼ(NA)...

東京大学の河岡義裕教授と野田岳志准教授らは、インフルエンザウイルスが持つ遺伝子の立体構造を初めて解明した。同ウイルス内で、RNAとたんぱく質の複合体が8個の部品で構成され、RNAと考えられるひも状の物...

タニタ(東京都板橋区、谷田千里社長、03・3968・2111)は、季節性インフルエンザの警戒度を表示する温湿度計を20日に発売する。温度と湿度から算出した絶対湿度を用いてインフルエンザ...

【神戸】フジッコはカスピ海ヨーグルトに含まれる特定乳酸菌(クレモリスFC株)にインフルエンザウイルスの増殖を抑える作用があることを大阪府立公衆衛生研究所との共同研究で確認した。9日に東...

【名古屋】藤田保健衛生大学総合医科学研究所の黒沢良和学長と阪大微生物病研究会の奥野良信所長らの研究グループは、すべてのA型インフルエンザウイルスを中和する人間の抗体を発見した。インフルエンザウイルスな...

【徳島】マイクロバイオテック(徳島市、樋口富彦社長、088・678・7829)は、植物由来の成分から抽出した素材を取り入れたスプレー型の一般向け抗菌剤「まかせて!マイティ...

明治ホールディングス傘下のMeiji Seikaファルマ アリーア メディカル(東京都新宿区)が製造販売承認を得ているインフルエンザ診断薬「クリアライン ...

【新型インフル脅威】 2009年、世界的流行を引き起こし、1万8000人以上の死者を出した新型インフルエンザは、わが国でも社会的に大きな問題となった。

通常のインフル治療薬はHAの上部の「球状部領域」と結合するよう作ってあるが、球状部は変異が起きやすく効き目が損なわれやすい。... 研究チームは、設計したたんぱく質が実際のインフル治療に使えるかどうか...

富山化学工業(東京都新宿区、03・3348・6611)は、同社が創製した錠剤タイプの抗インフルエンザウイルス薬「T―705」(一般名ファビピラビル)の製造販売承認を申請...

宮崎県で続発する鳥インフルエンザの発生を受け、富士通はクラウド対応の鳥インフルエンザ防疫対策支援システムを構築した。宮崎県内の全養鶏農家(100羽以上の所有)情報をデータベース(...

食用ではなく、あくまで鳥インフルの蔓延(まんえん)防止を目的とした研究用だが、こうした取り組みが家禽(かきん)の健康や、新型インフルが人間に感染するリスクの軽減につなが...

メリ・テック(東京都豊島区、山口祐治社長、03・6912・9669)は、自社開発した芳香システムをインフルエンザ感染対策用として販売する。二酸化塩素を固形化したゲルを専用の機器に入れて...

三光純薬(東京都千代田区、03・3865・4311)は、積水メディカルが製造販売するインフルエンザウイルスキット「ラピッドテスタFLUII」の独占販売契約を14日に締結した。三光純薬は...

富士経済(東京都中央区、阿部界社長、03・3664・5811)は、遺伝子検査と患者のそばで迅速に行うPOC検査の市場を調査した。それによると2010年の遺伝子検査市場は75億7000万...

京都産業大学は30日、京都市北区のキャンパスにある鳥インフルエンザ研究センター内に新設した「特別実験室」を報道陣に公開した。高病原性の鳥インフルエンザウイルスの感染実験ができる施設で、こうした施設の設...

カネカは30日、サプリメントである還元型コエンザイム(Co)Q10についてインフルエンザウイルス感染に対する予防効果を確認したと発表した。富山大学大学院医学薬学研究部の林利光教授との共...

インターリスク総研(東京都千代田区、内田進社長、03・5296・8911)が11日にまとめた新型インフルエンザ対策の調査によると、回答した上場企業642社のうち約8割が感染症対策を設け...

秋―春が販売の本格期となる空気清浄機で各社の新製品が出そろった。メーンは全体の約7割を占める加湿機能付き。新型インフルエンザの流行を背景に2009年度は前年度比5割増の約218万台と空清機市場が急拡大...

第一三共 抗インフルエンザウイルス薬「イナビル吸入粉末剤20ミリグラム」(一般名ラニナミビルオクタン酸エステル水和物)の19日に発売する。薬価は2080円50銭。