東日本大震災では鹿島事業所(茨城県神栖市)で、化学品の基礎原料になるエチレン生産設備が2カ月停止し、納豆容器などに貼られる食品包装用フィルムの生産に影響が出た。... 【爆発事故なく】...

米エクソンモービルなど海外の石油精製・石油化学大手は、北米や中東で天然ガス由来のエタンを主原料にしたエチレン生産設備を相次ぎ増強している。... 米国で生産増強が相次ぐシェールガス由来のエチレン価格が...

石油化学工業協会が21日発表した1月の国内エチレン生産は、前年同月比5・5%増の57万7700トンと、2カ月連続でプラスとなった。... 国内エチレン生産設備の平均稼働率は前月比1・6ポイント...

中国向けなどエチレンやプロピレンの輸出は堅調だが、大分コンビナート(大分市)のエチレン生産設備の稼働率は9割維持を想定する。

タイ工場では世界で初めてANの生産法「プロパン法」を採用。... 韓国AN工場が増強する同24万5000トンの設備も月内に稼働を予定し、国内生産(年産能力45万トン)とほぼ同量のANが...

世界経済の低迷による需要減に加え、中国など新興国の化学品生産増が市況悪化を招いている。... 当期赤字を見込む住友化学と三井化学は千葉地区コンビナート(千葉県市原市)でエチレン生産設備...

4社で計5基の生産設備を持つ同コンビナートのエチレン供給体制では余剰感が強くなったためだ。... 同コンビナートでは住友化学と出光興産、三井化学、丸善石油化学の4社がエチレン生産設備を持つ。丸善石化、...

重要市場や顧客を見極めながら事業ごとに最適な生産地を模索していく」 ―石化製品の基礎原料であるエチレンの国内需要も低迷しています。 「国内エチレン生産設備の再編には...

次期中計では財務体質が悪化しない形で、現中計比約300億円増の1500億円規模で設備投資を行いたい。... 当社のLIB用セパレーター(絶縁材)は約3割が車載向けだが、設備投資が追いつ...

「南陽事業所に三つある塩ビ原料生産設備のうち第一設備を12年5月、第三設備を同7月に稼働再開できた。... 高機能材料の主要顧客が欧州のためリスク分散の観点から近い将来、欧州での生産も検討していきたい...

国内は生産能力の余剰感が強いエチレン生産設備を再構築し、付加価値の高い誘導品を強化する必要がある」 ―市原工場(千葉県市原市)のエチレン生産設備を稼働率70%...

シェールガス由来のエチレン生産設備を自前で作って誘導品生産も手がける日本の化学メーカーはないだろうが、シェールガスを基に作られたエチレンを購入して石化品を生産する形で北米に進出する可能性はある」...

―2013年度に始まる次期中期経営計画で千葉工場(千葉県市原市)の石油化学生産設備の再編を打ち出します。 「石化品の基礎原料エチレンの国内生産能力は円高による国際競争...

この間にエチレン生産設備の再編、(シェールガス由来のエチレン生産増で供給減を見込む)ブタジエンやベンゼンを武器とした日本独自の石化コンビナート形成の対策を打てば、12年ほどのダメージを...

石油化学は三菱化学が14年にエチレン設備1基を集約することを控え、生産設備の再編が加速する。... (大友裕登) 【石油化学/エチレン設...

石油化学工業協会がまとめた11月の国内エチレン生産設備の平均稼働率は、前月比0・7ポイント低い83・2%と、好不調の目安となる90%を14カ月連続で下回った。国内エチレン生産量は前年同...

総合化学業界にとって2012年は国内エチレン生産設備の再編が動きだした年となった。... 中国や中東ではエチレンなど化学品生産設備の増強が相次ぎ、円高が続く限り輸出減、輸入増となる。国内エチレン生産設...

石油化学品の国内需要減少、円高による輸入増、中国などアジア市況の減速による減産で石化品の基礎原料となるエチレン生産設備の稼働率が低迷したことが響いた。 製品別の販売量はエチレンが前年...

【動きだした再編】 このため、12年に入り国内エチレン生産設備の再編が動きだした。三菱化学は鹿島事業所(茨城県神栖市)に2基あるエチレン生産設備のうち、第一設備...

石油化学品の基礎原料になるエチレン生産設備の生産能力削減、千葉地区コンビナート(同)内の石油精製・化学メーカーとの連携を模索するとみられる。 ... 国内エチレン生産...