【熊本地震】トヨタ九州、再開ＧＷ明け−部品被災、供給ストップ

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  熊本地震でトヨタ九州は大型連休明けまで生産休止を決めた

【北九州】トヨタ自動車九州（福岡県宮若市）は熊本県のサプライヤーからの部品供給が滞っているため、４月２８日まで稼働停止すると決めた。本社宮田工場のほか、エンジン生産の苅田工場（福岡県苅田町）と、ハイブリッド車部品を生産する小倉工場（北九州市小倉南区）も止める。５月６日以降の再開見通しは近く判断する。ただ復旧が長引けばさらなる延長が懸念される。他の自動車メーカーでも生産への影響が続いている。

トヨタ九州はアイシン九州（熊本市南区）やアイシン九州キャスティング（同）など複数の関連企業が被災し、部品調達ができなくなった。２９日から５月５日まではもともと大型連休のため予定通り休業する。

ダイハツ九州（大分県中津市）も部品供給停止の影響で、車両生産の大分工場とエンジン生産の久留米工場（福岡県久留米市）を２２日まで止める。２３日以降の再開は２２日までに決めるとしているが、見通しは立っていない。

日産自動車九州（福岡県苅田町）と日産車体九州（同）は２２日以降も稼働する。熊本からの部品はトヨタグループ同様に滞っているが車種が限定されているため、当該車種を減らして生産を続ける。