【電子版】米ウーバー、財務情報を開示ー増収率が損失の拡大を上回ると主張

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  グラフ左から、ウーバーが明らかにした配車予約総額、一般会計原則（ＧＡＡＰ）に基づく売上高、純損失。青は２０１６年第３四半期、赤は第４四半期（ただし中国事業を除く）

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  ウーバーの配車予約総額の年ごとの推移。２０１６年は前年比で１２６％伸びたという（いずれもブルームバーグ）

（ブルームバーグ）非上場の米配車サービス会社ウーバー・テクノロジーズは財務情報の公表を義務づけられていないが、初めて明らかにした。同社は売上高の伸びが損失の伸びを上回っているとして、事業の先行きに自信を示した。

ウーバーがブルームバーグに明らかにした財務情報によると、２０１６年通年の配車予約は総額で２００億ドル（約２兆２０００億円）と、前年から２倍以上となった。純売上高は６５億ドル、調整後の純損失は昨年夏に売却した中国での事業を除くベースで２８億ドルだった。

１６年第４四半期（１０ー１２月）の配車予約の総額は前四半期比２８％増の６９億ドルとなった。売上高は２９億ドルと、前四半期から７４％増加した。損失は６.１％増えて９億９１００万ドルだった。

原題： Uber Lifts Financial Veil, Says Sales Growth Outpaces Losses (1) (Correct)（抜粋）