ロスネフチＣＥＯ、原油の協調減産終了に備え

【ロイターＥＳ・時事】３日付の英紙フィナンシャル・タイムズによると、ロシア石油最大手ロスネフチのセチン最高経営責任者（ＣＥＯ）は同紙に対し、主要産油国の減産合意が突然終われば、ロスネフチは生産を加速させると明言した。

またセチンＣＥＯは、米シェールオイル生産者の生産動向を注意深く監視していると話した。セチン氏は、「石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）が突然減産合意をやめる場合、われわれには備えがある」と指摘。「状況が悪化すれば、われわれの市場をシェールオイルに占拠させない。われわれは自らを守る」と強調した。