- トップ
- 自動車・輸送機ニュース
- 記事詳細
[ 自動車・輸送機 ]
(2017/7/7 05:00)
【デトロイト=ロイター・時事】中国検索サイト最大手、百度(バイドゥ)は、自動運転車の開発に関するプラットフォームを強化するため、自動車メーカーなど50社と提携したことを明らかにした。グーグルを傘下に持つ米アルファベットのシステムに対抗するもので、早ければ2019年にも中国の道路で自動運転車を走らせることを目指す。
提携先は、自動車メーカーのほか、サプライヤー、新興企業、大学、地方自治体などで、シリコンバレーにある百度の技術センターで開発されたプラットフォーム「アポロ」の強化に携わる。アポロは、アルファベットの自動運転システムに対抗して開発された。
提携先の中で特に注目されるのが、マイクロプロセッサーや人工知能(AI)を専門とする米半導体メーカーのエヌビディアとマッピングを得意とするオランダのトムトムの2社だ。
百度によると、米フォード・モーターや独ダイムラー、米自動車部品メーカーのデルファイ・オートモーティブ、米半導体のインテルなどの欧米企業のほか、中国の自動車メーカー5社も含まれている。
百度は、中国で自動運転車を走らせる計画を実現した後、米国など他市場への展開も視野に入れる。
(2017/7/7 05:00)
自動車のニュース一覧
- ブリヂストン、世界の供給体制最適化 予測ソフトで経済変化に対応(17/07/07)
- 複数社のカーシェア一元化−独ボッシュが専用アプリ開発(17/07/07)
- 上期の新車販売、「N―BOX」首位 「プリウス」は2位(17/07/07)
- 上期の輸入車、8年連続増加−ディーゼル車など伸長(17/07/07)
- 独ダイムラー、北京汽車とEV合弁(17/07/07)
- 独ボッシュ、先進の開発拠点公開(17/07/07)
- 中国・百度、自動運転車の開発基盤強化 エヌビディアなど50社と提携(17/07/07)
- ホンダ、「グレイス」マイナーチェンジ 全グレードに新シート表皮(17/07/07)
- 経営ひと言/東田鉄工・東田俊次社長「営業マンいらず」(17/07/07)