ホーコス、食品工場向け野菜洗浄機 使用後の清掃容易に（動画あり）

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ホーコス（広島県福山市、菅田雅夫社長、０８４・９２２・２６００）は７日、カット野菜などを洗浄する「旋回流式野菜洗浄機＝写真」を１０月１日に発売すると発表した。段ボール詰めで食品工場に納入された加工用の生野菜に付着する土や砂、髪の毛などの異物を効果的に除去する。消費税抜きの価格は４００万円。漬物など食品加工の工場向けに初年度１０台の販売を計画している。

開発した洗浄機は槽内に配管のない独自の機構を採用。外付けした送風機から槽の底面に気泡を送り込み、槽内のケースで分散させて野菜を洗浄する仕組み。槽内に配管がないことやケースを工具なしで取り外せるため、使用後の清掃作業が簡単に済むという。

槽内に入れる水量は６３０リットル。キャベツなどの野菜は１時間当たり６００キログラムを洗浄できる。槽のコーナー部分は角がないＲ加工に仕上げ、ゴミがたまりにくい構造にした。（福山）