[ ロボット ]

(2017/10/18 05:00)
ヤマトホールディングス(HD)は11月から大阪府茨木市の総合物流ターミナル「関西ゲートウェイ」で、パナソニックが開発した無人搬送ロボットの実証試験を始める。ロボットの導入で物流施設における作業員の負荷軽減や事故防止を狙う。人の動きと協調できるロボットの移動速度を確認するほか、生産性や費用対効果を検討して導入に向けた課題を洗い出す。
試験は保冷宅配便を扱う冷蔵・冷凍の温度で管理された「クール室」で、バックアップ機を含めて5台を使って進める。1・1メートル四方の荷物ボックスを、保管エリアから仕分けエリアまでロボットで搬送。作業員が手で押したり、引っ張ったりしていたボックス搬送の工程を自動化する。
(2017/10/18 05:00)