[ その他 ]
(2017/12/14 05:00)
日刊工業新聞社が16日発売する月刊誌「型技術」1月号の特集1では「車両の電動化に寄与する モータ技術の動向と金型・成形技術」を取り上げる。国際的な環境規制への対応、また燃費効率向上などを見据えて、車両の電動化が加速している。動力源の変化に伴い、駆動源として重要な機能を果たすのがモータであり、金型・成形分野においても技術動向のキャッチアップが重要になる。
総論は名古屋工業大学の小坂卓教授が「xEV電気駆動用モータの技術動向」を執筆。モータによる電気駆動の現状と合わせて、ニーズや技術動向を紹介する。事例では黒田精工がモータコアの積層工法の違いにおける鉄損や抜熱性、振動特性について解説する。日本ピストンリングは、粉末冶金技術を用いて製造した圧粉コアを提案する。
また、特集2では「高機能樹脂、複合材の開発動向と活用技術」を取り上げる。バイオエンジニアリングプラスチックの自動車内外装意匠部品への適用、CNTを用いた高機能樹脂の成形性、セルロースナノファイバー添加樹脂の発泡射出成形などについて解説する。
(2017/12/14 05:00)