ホンダ、「ゴールドウイング」全面刷新 軽量・乗車位置前方に

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ホンダは２輪車の最高級モデル「ゴールドウイング＝写真」シリーズを４月２日に発売する。フルモデルチェンジは１７年ぶりで、６代目となる。新サスペンションの採用でライダーの乗車位置を従来より前方に移動し、車体重量も軽くして取り回しを良くした。消費税込みの価格は２７３万２４００円から。専売店網「ホンダドリーム」店で取扱い、国内で年間５００台の販売を見込む。

シリーズは、サドルバックのみ装備した「ゴールドウイング」と、リアトランクも付いた「ゴールドウイング　ツアー」で構成。「ツアー」にはマニュアルトランスミッションタイプと、クラッチ操作不要のデュアルクラッチトランスミッションタイプを用意した。

新型に採用したダブルウィッシュボーンフロントサスペンションは、下から突き上げるときに車輪が垂直に動く。従来のサスペンションのように車輪が斜めに動かないため、タイヤ後部と車体間のすき間を減少。エンジンを従来機よりも前に置くことで乗車位置を移動した。

排気量１８００ｃｃクラスの水平対向６気筒エンジンは部品や設計の見直しによって軽量化。車体全重量は、「ツアー」で従来比３８キログラム減の３７９キログラムに抑えた。