- トップ
- 自動車・輸送機ニュース
[ 自動車・輸送機 ]
(2018/3/22 05:00)
IHIは欧エアバスの小型旅客機「A320ネオ」用エンジン「PW1100G―JM」で、新規部品の製造を始める。エンジン内部に空気を取り込むファンブレードを保護するシース(チタン製の補強部品)を新たに担当する。同エンジンは2020年に720台(17年は約130台)以上の出荷を計画し、足元で生産が急拡大している。5月までにエンジン開発元の米プラット・アンド・ホイットニー(P&W)から認証を取得するための準備に着手。認証が取得できれば、6月から月産240枚で量産する計画だ。
新規部品の製造は、IHIのエンジン部品製造子会社であるIHIエアロマニュファクチャリング(IAM、長野県辰野町)が担う。同部品の量産に向け、IAMは長野県箕輪町に新工場を整備済み。生産ラインもすでに完成しており、P&Wの認証を取得した時点で量産を始める。
IAMはこれまで、1100Gエンジン向けではファンブレード本体の製造...
(残り:318文字/本文:718文字)
(2018/3/22 05:00)
※このニュースの記事本文は、会員登録 することでご覧いただけます。