【電子版】米フォード、自動運転車開発を集約 23年までに4400億円投資

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  カリフォルニアで走行試験が進むフォードの自動運転車（同社提供）

【ニューヨーク＝時事】米自動車大手フォード・モーターは24日、「フォード・オートノモス・ビークルズ」を設立し、自動運転車の実用化に関わる部門を集約すると発表した。自動運転車ビジネスの収益化を早期に実現するため、開発プロセスの効率性を高める。新会社は、研究・エンジニアリング、自動運転車を活用した輸送サービス網の開発など複数の部門を統括する。

　フォードは、人による運転操作を不要とする自動運転車を2021年までに実用化する目標を設定。23年までに40億ドル（約4400億円）を投じる計画だ。競合するゼネラル・モーターズ（GM）は19年に自動運転車を市場に投入し、「無人タクシー」として運用することを目指している。