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(2020/7/14 05:00)
15日に発売する日刊工業新聞社発行の月刊誌「工業材料8月号」では「構造用セルロースナノファイバーの動向と自動車への応用」を特集する。木材などのバイオマス資源から生成するセルロースナノファイバー(CNF)は、軽量ながら鋼鉄の5倍以上の強度を持ち、熱による伸び縮みが小さいなどの特徴を備える。環境に優しく、持続可能な社会の実現に寄与するものとして期待を集め、現在も材料開発が精力的に進められている。
その成果の一つに環境省のプロジェクトで作製された「ナノセルロースヴィークル(NCV)」がある。2019年の第46回東京モーターショーではブースが設けられ、多方面から注目を集めた。NCVには、さまざまなCNF材料が活用され、軽量化や二酸化炭素(CO2)排出量削減といった効果について評価が行われた。
本特集では、京都大学の矢野浩之教授らの協力を得て「構造用材料としてのCNFの現状と将来」「NCVにおけるCNF材料の活用と評価」の二つの柱を立て、CNFの現在と将来の可能性を探った。
(2020/7/14 05:00)
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