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(2023/9/25 05:00)
スイスのABBは2億8000万ドル(約414億円)を投じ、スウェーデンに工場や研究開発(R&D)機能が一体となった施設を新設する。これによりロボットの生産能力は従来比50%増となる。欧州市場のロボット導入台数は増加傾向にあり、供給能力を高めて対応する。2024年に着工し、26年後半の稼働を見込む。
既存ロボット工場があるスウェーデン中部のヴェステロース市に建設する。延べ床面積は約6万5000平方メートル。新工場では工程間の製品搬送に自律移動ロボット(AMR)を活用するなど自動化を推進。ロボットに搭載する人工知能(AI)技術も開発する。訪問者がロボットの訓練を受けられるなど、さまざまな機能を持つ施設にする。
ABBは米国と中国にもロボット工場を持つ。製造業のリショアリング(国内回帰)といった動向を踏まえ、米中でも工場の新設などで生産能力を高める施策を実行中。今回のスウェーデンでの投資を含めると、18年以降の3カ国でのロボット関連の投資額は4億5000万ドル(約666億円)に上る。
(2023/9/25 05:00)
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