トヨタの前3月期、営業益5兆円 日本企業初の大台

(2024/5/8 17:00)

  • 単位億円、増減率%、下段通期見通し▼は赤字・マイナス。配当がある場合の上段カッコ内は前の期の実績、下段通期見通し

トヨタ自動車が8日発表した2024年3月期連結決算(国際会計基準)は、営業利益が前期比96・4%増の5兆3529億円で、日本企業初の5兆円台に乗せた。強みとするハイブリッド車(HV)の販売増や円安などが利益を押し上げた。25年3月期連結業績予想の営業利益は人的資本投資や成長領域への投資などを折り込み、前期比19・7%減の4兆3000億円となる見通し。

24年3月期売上高は同21・4%増の45兆953億円。売上高と全ての利益段階が過去最高を更新した。車両の採算改善や収益構造改善などが奏功した。佐藤恒治社長は8日の会見で「この経営基盤を踏まえ、持続的成長に向けた足場固めをやっていく」と話した。

トヨタは仕入れ先のエネルギー費や材料価格高騰分に加え、新たに職場環境や働き方改善を含めた「人への投資」を負担する。25年3月期に計画する人的資本投資3800億円のうち、3000億円を仕入れ先と販売店に配分する。佐藤社長は「サプライチェーン(供給網)をしっかり守るための投資だ」と説明した。

ソフトウエアや人工知能(AI)など成長領域への投資も実施。ソフトウエア定義車両(SDV)の基盤を構築し「モビリティカンパニー」への変革も加速する。

25年3月期の想定為替レートは1ドル=145円、1ユーロ=160円。トヨタ・レクサスの電気自動車(EV)販売台数は、前期比46・2%増の約17万台を目指す。

(2024/5/8 17:00)

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