[ 自動車・輸送機 ]

中国バイトン、完全自動運転で初の試作車 来年末に投入

(2018/1/9 05:00)

  • 19年に生産開始するEVは横125cmの大型画面を備える

【米ラスベガス=杉本要】中国・南京に本拠を構える電気自動車(EV)ブランドの「バイトン」は7日(日本時間8日)、初の試作車を発表した。いわゆる「レベル4」の完全自動運転機能を実現し、単なる乗り物ではなくシェアリングを想定した「スマートデバイス」と位置付ける。2019年末に中国、20年には米国と欧州で発売する計画だ。

公開したのはスポーツ多目的車(SUV)型の試作車。インパネ部分に縦25センチ×横125センチメートルの大画面を配置するのが特徴で、航続距離は520キロメートル。価格は4万5000ドル(約500万円)からとなる。

米アマゾンの音声認識人工知能(AI)「アレクサ」を搭載し、音声で車載機器の操作が可能だ。カーステン・ブライトフェルト最高経営責任者(CEO)は「19年時点で世界で最も進んだ車となる」と意欲を示した。

バイトンは16年設立の中国のEVベンチャー「フューチャーモビリティ」が手がけるブランド。独BMWと日産自動車の元幹部が共同で創業し、米アップルの元技術者らも加わった。部品供給網(サプライチェーン)の構築で独ボッシュや仏フォルシアなどと協業する。

(2018/1/9 05:00)

総合3のニュース一覧

おすすめコンテンツ

電験三種 合格への厳選100問 第3版

電験三種 合格への厳選100問 第3版

シッカリ学べる!3DAモデルを使った「機械製図」の指示・活用方法

シッカリ学べる!3DAモデルを使った「機械製図」の指示・活用方法

技術士第一次試験「建設部門」受験必修キーワード700 第9版

技術士第一次試験「建設部門」受験必修キーワード700 第9版

モノづくり現場1年生の生産管理はじめてガイド

モノづくり現場1年生の生産管理はじめてガイド

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

Journagram→ Journagramとは

ご存知ですか?記事のご利用について

カレンダーから探す

閲覧ランキング
  • 今日
  • 今週

ソーシャルメディア

電子版からのお知らせ

日刊工業新聞社トピックス

セミナースケジュール

イベントスケジュール

もっと見る

おすすめの本・雑誌・DVD

ニュースイッチ

企業リリース Powered by PR TIMES

大規模自然災害時の臨時ID発行はこちら

日刊工業新聞社関連サイト・サービス

マイクリップ機能は会員限定サービスです。

有料購読会員は最大300件の記事を保存することができます。

ログイン