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[ 自動車・輸送機 ]
(2018/3/26 05:00)
日産自動車は2022年度までに電気自動車(EV)と同社独自の電気駆動技術「eパワー」搭載車をグローバルで年間100万台販売する目標を設定した。17年の電気駆動車の販売台数は約16万3000台のため、現状比約6倍の野心的な販売台数となる。同時に、22年度までに新型EVを8車種投入する方針も明らかにした。高速道路の同一車線を自動走行できる機能「プロパイロット」を22年度までに20車種に搭載して、20カ国・地域の市場に投入する。
日産は販売台数に占めるEVとeパワー搭載車を含む電気駆動車の割合が日本と欧州で22年度までに40%、25年度までに50%と想定する。米国では25年度までに20―30%、中国は同年度までに35―40%になると予想する。「電動化の転換期は20年代にある」(チーフ・プランニング・オフィサーのフィリップ・クラン氏、写真)とみて、電気駆動車の積極的な投入姿勢を鮮明にする。eパワー搭載車の販売は現在、日本市場だけだが、今後東南アジア、中国、南米地域なども計画する。
新型EVは専用車が6車種、既存車種からの派生車が2車種となる見込み。日本市場向けに軽自動車のEVを投入するほか、グローバル車種としてクロスオーバーEVを投入する。中国では現地ブランド「ヴェヌーシア」から2車種の派生型EVを計画する。
プロパイロット搭載車の販売台数は、22年度までに年間100万台(16年8月―17年10月累計のグローバル販売台数は11万台超)を見込む。高速道路の複数車線を自動走行する機能がついたプロパイロットを18年内に日本で導入する予定。コネクテッドサービスも拡充し、22年度までに全新型車にコネクティビティ機能を搭載する。
(2018/3/26 05:00)
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