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[ 自動車・輸送機 ]
(2018/4/10 05:00)
米電気自動車(EV)専門メーカーのテスラのスポーツ多目的車(SUV)「モデルX」が3月、米カリフォルニア州で起こした自損事故。起動中だった運転支援システムと事故との関連が注目を集める。日本メーカーもこぞって採用する運転支援システムは、ドライバーのストレスを軽減し安全性向上が期待できる。一方、完全自動運転ではないこのシステムへのドライバーの過信に、どう対応するかという課題が浮き彫りになった。(後藤信之)
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テスラの運転支援システム「オートパイロット」は前走車に追従するクルーズコントロール、道路の白線の中央を走るレーンキープ、車線変更などの自動機能で構成する。高速道路での利用を前提とし、モデルXの場合、車体を取り囲むように設置した8台のカメラと12個の超音波センサーで「きめ細かい自動制御を可能にした」(テスラの担当者)という。
記者は先週、モデルXに試乗しオートパイロットを体験...
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(2018/4/10 05:00)
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