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[ 自動車・輸送機 ]
(2018/5/16 12:00)
SUBARU(スバル)が新車出荷前の燃費と排ガスの検査データを改ざんしていた問題で、国土交通省は16日午前、道路運送車両法に基づき、東京都渋谷区のスバル本社を立ち入り検査した。同社が4月27日に国交省に提出した調査報告書の内容が適正かどうかなどを確認する。
スバルの報告書によると、同社群馬製作所(群馬県)の本工場と矢島工場で、少なくとも2012年12月から17年11月にかけて、903台の車で燃費や排ガスの測定値が不正に書き換えられていた。
報告書では、書き換え前の測定値を前提としても、スバルの品質管理基準は満たされていたと説明している。
スバルをめぐっては昨年10月、新車の完成検査を無資格の従業員が行っていた問題も発覚している。
スバルは「全てのステークホルダー(利害関係者)の皆さまに多大のご心配、ご迷惑をお掛けしたことをおわびする。原因となった企業体質の改善に向けて全力を尽くす」とコメントした。(時事)
(2018/5/16 12:00)