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Monozukuri Ventures、2号ファンドをセカンドクローズ

(2022/1/19)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:株式会社Monozukuri Ventures

Monozukuri Ventures、2号ファンドをセカンドクローズ

「製造業イノベーション」分野を中心に、1年間で国内外14社のスタートアップに出資。

ハードテック・スタートアップ特化型投資ファンドを運営する株式会社Monozukuri Ventures(本社:京都市及び米国ニューヨーク市、CEO:牧野成将、以下「MZV」)は、「Monozukuri 2号ファンド」の二次募集(セカンドクローズ)を2021年11月30日に完了しました。 今後は国内外のスタートアップへの投資を継続しながら、国内機関投資家や事業会社から出資を募り、2022年夏を目処に40億円でのファイナルクローズを目指しています。



Monozukuri 2号ファンドについて

Monozukuri 2号ファンドでは、これまでMZVが得意としてきた「IoT領域」に加え、製造業を進化させる領域を「製造業イノベーション領域」と位置づけ、「製造業DX」の枠にとどまらず、「素材・部品」や「先端製造技術」「調達・サプライチェーン」などを投資対象としています。

現在までに1号ファンドでは34社、2号ファンドでは14社に投資(追加投資を含む)を実施しています。


2号ファンドからの投資先は14社に増加





Monozukuri 2号ファンドから投資実行したスタートアップは3カ国14社に増加しました。

当社が保有する開発・製造・サプライチェーンネットワークを活用したモノづくり支援や、日本市場での事業開発に関心を寄せる北米圏スタートアップからの問い合わせは増加傾向にあります。今後は米国東海岸を中心に、西海岸や中西部などIoTや製造業イノベーション領域で急成長が有望視されるスタートアップへの投資を進めると共に、日本での事業開発支援にも注力してまいります。

1号ファンド投資先も順調に成長

2017年に発足した1号ファンドに投資したスタートアップも順調に成長しています。
経済産業省によるスタートアップ支援プログラム「J-Startup」「J-Startup Kansai」には、以下の4社が採択されました。

● メロディ・インターナショナル…周産期遠隔医療プラットフォームの開発・提供
● Space Power Technologies…空間伝送型ワイヤレス電力伝送機器の開発・製造
● Atmoph…窓型スマートディスプレイの開発・製造
● mui Lab…生活に溶け込む情報技術を活用した製品/サービス開発

また、アシックスとの共同開発によるスマートシューズ「EVORIDE ORPHE」を発表したORPHE(2021年7月に社名をno new folk studioをから変更)や、2021年11月に累計16億円の資金調達を発表したスマートショッピングなど、各社とも着実に成長しております。

新たに2号ファンドに参画した企業からのコメント

2号ファンドに参画した企業・投資家は以下の通りです。
企業:京都信用金庫、武蔵精密工業株式会社、村田機械株式会社、ヤンマーベンチャーズ株式会社、ローム株式会社
個人投資家:アレン・マイナー
(順不同・敬称略/太字はセカンドクローズから参画)

ローム株式会社 CTO室 室長 谷内光治様からのコメント
MZVにはハードウェアに特化したご出資先との弊社の連携におけるパイプ役を期待しております。
また、ロームは現在のメイン事業であるパワーデバイス・LSI・モジュール事業におけるサプライチェーンの上流である次世代パワー半導体材料、各種接合材料、パッケージング技術、生産技術など 現事業をより強くするスタートアップ様との連携を強化したり、ロームから見て お客様に近いスタートアップの方々に我々の製品をご使用いただく事で一緒に新しいビジネスやサービスを立ち上げるなど、戦略的なシナジーを実現していきたいと考えております。

ヤンマーベンチャーズ株式会社 代表取締役/ 代表パートナー 尾田 伸之様からのコメント
ソフトウェアの進化は目まぐるしく、注目される領域ではあるものの、社会での変革を実現するためには、ハードウェアの力は必要不可欠な存在です。そのハードウェアの社会普及に挑戦するスタートアップの支援のため、京都試作ネットや事業開発のエキスパートも配置されているMonozukuri Venturesの活動に魅力を感じています。
弊社でもヤンマーグループのリソースとの協業を創発し、投資先スタートアップの成功確率を高めることを標榜しており、今後、Monozukuri Venturesが保有するリソースと相補的に協業することで、スタートアップの成功を実現していきたいと考えています。

Monozukuri Ventures CEO 牧野成将からのコメント
2021年1月、コロナ禍ということもあり、大きな不安の中でMonozukuri2号ファンドがスタートしました。

私たちがターゲットとするハードテック分野(ハードとソフトを組み合わせたビジネス)ではサプライチェーン混乱による部品不足の影響が大きく出たといえます。一方で当社は、これまで着実に構築してきたモノづくりネットワークが効果的に機能したこともあり、今年度(2021年4月-2022年1月)投資先スタートアップの1/4以上がアップラウンドでの資金調達に成功しています。こうした取り組みもありファンド設立以降、数多くのスタートアップから問い合わせをいただき、この1年間で14社と驚異的なスピードで投資が進みました。
また、投資先にはこれまでのIoT/DX領域に加えて、特に米国東海岸を中心とした製造業イノベーション領域のスタートアップにも投資が進んでいます。今後、製造業自体がこれから大きく変わっていくと確信しており、私達はパートナーの皆様と共に新しい製造分野を開拓していきたいと考えています。


オンラインイベントのお知らせ(2022年2月4日)




2022年2月4日には、MZVの製造業イノベーション分野の取り組みと、投資先スタートアップなどを紹介する「Virtual Demo Day」を、オンラインイベントとして実施します。申し込みは以下のURLからお願いします。

https://monozukuri.vc/ja/events/vdd6/


Monozukuri Venturesについて

株式会社Monozukuri Ventures(略称: MZV)は、京都とニューヨークを拠点に、ハードウェア・スタートアップへのベンチャー投資ファンドの運営と、ハードウェアの試作・製造に関する技術コンサルティングを提供する企業です。

2020年1月に、Makers Boot Campを運営する株式会社Darma Tech Labs(京都市)と、FabFoundry, Inc.(ニューヨーク市)が、2社のハードウェア・スタートアップ支援の経営資源を結集して発足しました。MZVが運営するMBC試作ファンドは2017年夏に1号ファンドが、2021年に2号ファンドが発足しました。これまでに日米のハードウェア・スタートアップ47社(日本21社、米国26社)に投資しています。また、試作から量産に至るまでの知見とネットワークを活かし、技術コンサルティングを提供しています。スタートアップを中心に現在に至るまで150件以上のプロジェクトを支援しています。(数値はいずれも2021年12月末時点のもの)

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