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(2018/1/22)
カテゴリ:商品サービス
リリース発行企業:オリックス株式会社
ICT導入により、介護現場の業務省力化を実現
有料老人ホーム・高齢者住宅運営のオリックス・リビング株式会社(本社:東京都港区、社長:森川 悦明)と、スマート介護記録システムを開発する株式会社ロジック(本社:石川県金沢市、代表取締役CEO:和田森 久志)は、住宅型有料老人ホームおよびサービス付き高齢者向け住宅に対応したスマート介護記録システム「Care-wing介護の翼 施設版」を共同で開発し、ロジックのウェブサイトにて1月23日より発売しますのでお知らせします。
ロジックが2010年から発売している「Care-wing 介護の翼シリーズ」は、従来介護士が紙で記録していた介護記録を、NFC*1とICタグ認証の採用により、スマートフォンやタブレット端末を使用して完全ペーパーレス化を実現するクラウドシステムです。利用者の居室に設置されたICタグを読み取ることで介護サービスの開始と終了時間を正確に記録することができ、介護請求データの入力や記録との整合性チェックに要する時間を大幅に削減し、介護現場の業務省力化に貢献しています。
今回、発売する「Care-wing介護の翼 施設版」は、ICT導入によって効率化が期待できる現場業務のローデータをオリックス・リビングが提供し、ロジックと共同開発しました。同製品の導入により、介護士の稼働表がデジタル化され、施設に従事する全ての介護士がタブレット端末などでリアルタイムにお互いの稼働表*2を閲覧することが可能になり、さらなる業務省力化を実現します。
オリックス・リビングでは、同製品を2016年夏より、住宅型有料老人ホーム「グッドタイム リビング 流山 壱番舘」と「グッドタイム リビング 香里ヶ丘」で試験導入した結果、介護士が情報共有にかかっていた時間の削減に加え、伝達漏れの低減など、業務省力化がはかられたため、首都圏と関西圏の24カ所の運営施設へ導入しました。さらに、削減された時間を入居者とのコミュニケーションの時間に充てることができるなど、入居者の満足度向上にも繋がっています。
オリックス・リビングとロジックは、今後も、ICT技術を活用した介護現場の業務省力化を目指し、共に利用者の幸せに貢献してまいります。
*1 NFC ・・・Near Field Communicationの略称。13.56 MHzの周波数を利用する通信距離10cm程度の近距離無線通信技術で、非接触ICカードの通信および 機器間相互通信が可能。
*2 稼働表・・・住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅を訪問先とする訪問介護士の一日の動線がわかるように、担当する対象者や提供するサービス内容と時間が書かれた表。
■製品特徴
1.介護士の稼働表をデジタル化
これまで紙ベースで共有していた稼働表をデジタル化することで全スタッフが常に最新の稼働表のもと動くことができるようになりました。
2.稼働表の変更を一斉通知
導入前は稼働表の変更があるたびに印刷をし直し、全スタッフへ配布していたため情報共有に時間がかかっていました。導入により変更対応後すぐに各端末へ反映・通知でき、あわせてペーパーレス化を実現しました。
3.簡単でシンプルな操作
介護士の使いやすさに配慮し、情報を打ち込む画面は極力ワンタッチで選択できるように設計。誰でも簡単かつシンプルに操作することができます。
<稼働表のデジタル化による業務省力化イメージ>
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