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ユニセフ「父の日」キャンペーン:父親の関わりが、子どもの発達に重要【プレスリリース】

(2018/6/12)

カテゴリ:その他

リリース発行企業:公益財団法人日本ユニセフ協会

ユニセフ「父の日」キャンペーン:父親の関わりが、子どもの発達に重要【プレスリリース】

日本ユニセフ協会大使・長谷部誠選手のメッセージも


娘と遊ぶ父親。(セルビア) 2017年6月撮影 (C) UNICEF_UN0202878_Serbia
【2018年6月12日 ニューヨーク 発】

6月の「父の日」は、日本を含め、世界の約90カ国で祝われています。ユニセフ(国連児童基金)は本日、乳幼児期の子どもの発達における父親の役割の認知を広めるため行う「父の日」キャンペーン(‘Super Dads’ )の一環として、子育てに役立つウェブページを公開しました( https://www.unicef.org/early-moments ※日本語版ページ: https://www.unicef.or.jp/ecd/father.html )。ユニセフは、子どもと貴重な時間を過ごすために必要な時間や費用を父親や母親に保障する政策を含め、父親たちへのさらなる支援を世界で呼びかけます。

「父親は、二番目の親でも、育児のおまけでもなく、子どもの成長にとって最も大切な存在の一人であり、子どもが人生の最善のスタートを切るために、私たちはみな父親の役割の重要性を十分に認識し実現しなければなりません」と、ユニセフ本部でECD(乳幼児期の子どもの発達)世界キャンペーンを統括するピア・ブリットは述べています。

「人生の最初の1000日が、子どもの脳の発達のために最も重要な期間であり、この過程で父親が大きな役割を担っていることを示す証拠も増えています。しかしながら、その証拠は父親を支援するための投資の裏づけとはまだなっていません。その役割を最大限に発揮するために、父親たちが支援を必要としているにも関わらず」(ブリット)

神経科学の前進によって、子どもが生まれて最初の数年間、特に最初の1000日間を、適切な養育環境と刺激のある中で過ごした場合、脳の発達速度が最も高まると証明されています。脳内のシナプス結合によって、子どもの認知能力、健康や幸福、どのように学び考えるか、ストレスに対処する力、人間関係をつくる力が決まります。乳幼児期に多くの愛情や遊びの機会、十分な栄養、保護を与えることで、子どもの脳内ではシナプス結合が活発化されます。

研究によると、生まれてすぐの時期から赤ちゃんと父親が絆を結ぶことができると、父親は子どもの成長においてさらに大きな役割を担うことができ、子どもは長期間にわたり、精神的により健康で、自尊心を持ち、人生に満足感を得ることができるということです。

公開したウェブページは、世界中の父親が、育児のアイデア、課題、ニーズや成功例を共有するプラットホームになります。「育児を学ぶミニレッスン」も掲載予定で、最初の内容はブリットがセサミ・ストリートのキャラクターであるグローバーに対し、健全な脳の発達のために大切な保護、刺激と栄養について説明するという内容のものです。

生まれたばかりの赤ちゃんを抱き、笑顔になるソンポンさん。(タイ) 2018年3月8日撮影 (C) UNICEF_UN0203794_Zehbrauskas
この「父の日」キャンペーンでは、人生の初めの数年間、父親が愛情を注ぎ、保護し、一緒に遊んだり十分な栄養を与えると、子どもはより良く学び、問題行動を起こす可能性が低くなり、より健康で、幸せに過ごすことができることを世界中の親にあらためて伝えることを目的としています。また、ユニセフは、父の日という機会に、父親が幼い子どもたちと一緒に過ごすことを妨げる文化的慣習や経済的障壁を乗り越えることをあらためて呼びかけています。

2016年10月に発表された医学雑誌ランセットの論文シリーズ『Advancing Early Childhood Development: from Science to Scale』は、約2億5,000万人の5歳未満児が、発育阻害(Stunting-スタンティング)や極度の貧困によって、十分に成長できないリスクに直面していると指摘しています。さらに、子育て支援推進プログラムにかかる費用は、既存の保健サービスを活用する場合、一人当たり一年間で50セントに過ぎないとしています。

■ユニセフ「父の日」キャンペーン(‘Super Dads’ )に長谷部誠選手も参加

「父の日」の取り組みは、ユニセフの乳幼児期の子どもの発達(Early Childhood Development - ECD)キャンペーンの一環として行うものです。ユニセフはこのキャンペーンの中で、子育ての経験やアドバイスを「#EarlyMomentsMatter」を付けてSNSで投稿するよう呼びかけています。日本ユニセフ協会大使として活動するサッカー選手の長谷部誠さんも、本キャンペーンに写真とメッセージを寄せています。長谷部選手のメッセージは、ユニセフ本部のSNSアカウントからご覧いただけます。

長谷部選手メッセージ
ツイッター: https://twitter.com/UNICEF/status/1004875780688629763
インスタグラム: https://www.instagram.com/p/Bj51p2OFOXA/?taken-by=unicef
メッセージ日本語: 「育児を通し子どもと共に自分も1人の人間として成長していきます。 楽しみながら、そして少し悩んだりした時はゆっくり深呼吸して 家族愛をはぐくんでもらいたいと思います。」

* * *

■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。(www.unicef.org)
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する34の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています

■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国34の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。(www.unicef.or.jp)

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