[ 機械 ]

チノー、ポケットサイズの微量水素検知器−水素漏れ、内蔵ファンで迅速計測

(2016/12/1 05:00)

チノーは0―2000ppm(0・2%)の水素の検知器を開発した。吸引ファンを内蔵することで、拡散しやすい水素を取り込んで迅速に検知する。水素プラントや運搬に携わる作業者に、配管などから水素が漏れていることをブザーや振動で知らせるため安全対策に利用できる。エネルギーとしての水素の活用が広がることが見込まれており、水素の濃度や用途に応じたセンサーをそろえて顧客を開拓する。検知器を2017年に発売する。

水素は濃度が4%を超えると、着火して爆発を引き起こす可能性がある。開発した検知器は微量な水素を計測するとともに、胸ポケットに収まる大きさのため常に持ち歩くことができる。作業者が水素漏れをいち早く把握可能だ。単4電池1本で、連続して約400時間動作する。

併せて、チノーは0・3―4%の水素濃度を検知する防爆形のセンサーも開発した。微小電気機械システム(MEMS)の技術を利用することで、低濃度の...

(残り:228文字/本文:628文字)

(2016/12/1 05:00)

※このニュースの記事本文は、会員登録 することでご覧いただけます。

Journagram→ Journagramとは

機械・ロボット・航空機1のニュース一覧

おすすめコンテンツ

電験三種 合格への厳選100問 第3版

電験三種 合格への厳選100問 第3版

シッカリ学べる!3DAモデルを使った「機械製図」の指示・活用方法

シッカリ学べる!3DAモデルを使った「機械製図」の指示・活用方法

技術士第一次試験「建設部門」受験必修キーワード700 第9版

技術士第一次試験「建設部門」受験必修キーワード700 第9版

モノづくり現場1年生の生産管理はじめてガイド

モノづくり現場1年生の生産管理はじめてガイド

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

ご存知ですか?記事のご利用について

カレンダーから探す

閲覧ランキング
  • 今日
  • 今週

ソーシャルメディア

電子版からのお知らせ

日刊工業新聞社トピックス

セミナースケジュール

イベントスケジュール

もっと見る

おすすめの本・雑誌・DVD

ニュースイッチ

企業リリース Powered by PR TIMES

大規模自然災害時の臨時ID発行はこちら

日刊工業新聞社関連サイト・サービス

マイクリップ機能は会員限定サービスです。

有料購読会員は最大300件の記事を保存することができます。

ログイン