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[ ロボット ]
(2017/1/4 05:00)
2017年はロボット研究者にとって忙しい1年になりそうだ。内閣府などの大型研究予算の執行が佳境となり、国際ロボット競技大会「ワールドロボットサミット(WRS)」では18年プレ大会に向けて大学や企業でチーム作りが進むためだ。WRSは20年の本大会で10―20の国や地域から100を超えるチームの参加を目指す。海外に人脈をもつ研究者は海外の研究機関と組んで出場可能だ。ロボット人材の裾野を広げられるか節目の年になる。(小寺貴之)
■省庁の壁越えて
17年は、いずれも内閣府の主導する国家プロジェクト「戦略的イノベーション創造プログラム」(SIP)と、「革新的研究開発推進プログラム」(ImPACT)が5年事業の4年目を迎える。目に見える成果が求められ、要素技術をロボットとして統合する段階だ。
SIPでは、インフラの維持管理や農林水産業の高度化、自動運転、海洋探査ロボ、ImPACTでは介護支援...
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(2017/1/4 05:00)
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