[ 科学技術・大学 ]

5000万光年先の中性子星、X線放出1秒で太陽の3年半分

(2017/2/28 05:00)

  • 約5000万光年離れた銀河(SDSS望遠鏡の観測画像)にあるX線を放出する中性子星の位置。グラフは約1.1秒周期の高速回転を示す(NASAなど提供)

りゅう座方向に約5000万光年離れた銀河の中性子星が極めて明るいX線を放出しているのは、未知の複雑な磁場の作用による可能性が高いことが分かった。

イタリア国立天体物理学研究所などの欧州チームが米科学誌サイエンスに発表した。1秒間に放出するエネルギーは、太陽が放出する3年半分に相当するという。

この中性子星は、巨星が寿命を迎えて爆発した後に残った高密度の天体で、高速回転しながら灯台のように電磁波を放出する「パルサー」の一種。

近くの恒星と重力で結び付いて連星を成しており、恒星から流れ込んだ物質のエネルギーが複雑な磁場の作用でX線として放出されていると考えられている。

(2017/2/28 05:00)

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