- トップ
- 自動車・輸送機ニュース
- 記事詳細
[ 自動車・輸送機 ]
(2017/3/14 05:00)
【名古屋】三菱航空機(愛知県豊山町、森本浩通社長、0568・39・2100)が開発中の国産小型ジェット旅客機「MRJ」試験3号機が13日、今後の飛行試験拠点となる米国に出発した。米国に持ち込む試験機4機のうち、最後の渡米となる。当初は2016年中に運ぶ計画を示していた。
9時23分に愛知県営名古屋空港(愛知県豊山町)を離陸した。試験2・4号機と同様、米領グアム、米ハワイ州を経由し、数日で米ワシントン州の空港に到着するとみられる。
MRJの量産初号機の納入時期は、電気配線を見直す必要などにより2年遅れ、20年半ばを予定する。それに伴い商業運航に必要な型式証明取得のための飛行試験は、計画の2500時間より多く必要になるとみられる。
(2017/3/14 05:00)