[ エレクトロニクス ]

全固体電池、エネ密度高く 村田製作所、ウエアラブルに照準

(2017/12/29 05:00)

  • 村田恒夫会長兼社長

【京都】村田製作所の村田恒夫会長兼社長は28日、2019年の製品化を目指す全固体電池が「(競合他社より)エネルギー密度の高いものになる」との見通しを示した。ヘッドマウントディスプレーや腕時計型デバイスなど比較的消費電力が高いウエアラブル端末向けを想定。主流のリチウムイオン二次電池から置き換えを狙う。

世界シェア首位の積層セラミックコンデンサーの技術を使う。セラミックス技術を生かした全固体電池はTDKが18年4月の量産開始予定で通信機器などを狙うが、村田はウエアラブル端末向けで差別化する。トヨタ自動車が20年代前半の実用化方針を示すなど全固体電池は車載用途が注目されるが村田は車載以外に照準を定める。

(2017/12/29 05:00)

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