[ 機械 ]
(2018/4/26 05:00)
日立建機は大型の鉱山機械の保守に必要な油脂類を大量に運べるトラック(写真)を開発した。鉱山用ダンプトラックの荷台を改造し、1万リットルまでの油脂類が入るタンクを六つ搭載した。車体から長さ15メートルのホースを伸ばし、超大型油圧ショベルやダンプトラックに潤滑用のグリスなどを給脂できる。鉱山内を周回し、保守作業にかかる時間の短縮を見込める。
子会社の日立建機アフリカと日立建機(モザンビーク)が連携して開発し、モザンビークのテテ州の石炭鉱山に納入した。
走行用エンジンに加えて、蓄電池と電動ユニットを搭載しており、保守作業中はエンジンを停止するため、環境負荷の低減につながる。発光ダイオード(LED)照明も取り付けていて、夜間作業の安全性を高めた。
(2018/4/26 05:00)
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