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(2016/9/29 05:00)
富士通研究所(川崎市中原区、佐々木繁社長、044・754・2613)は2016年度中に、数理技術を導入した次世代の人工知能(AI)技術を実用化する。数理とAIの技術を融合し、人間の知覚や認識により近いAIを実現する。モノのインターネット(IoT)に活用すれば、現在のディープラーニング(深層学習)では難しいとされる、センサーなどから得られる大量の時系列データを自動分類でき、データ分析の精度向上につながる。
次世代技術は富士通のAI「ジンライ」に実装する。最先端の数学であるカオス理論や位相幾何学などを活用。複雑なデータを人間の直感に近い図形としてとらえ、その図形を数値化して解析する「トポロジカルデータ解析」と呼ぶ独自技術を考案した。
この技術とディープラーニングを組み合わせ、センサーなどIoT機器から得られた時系列データを自動で分類する技術を開発した。人間に装着したジャイロセンサーのデ...
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(2016/9/29 05:00)
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