- トップ
- 科学技術・大学ニュース
- 記事詳細
[ 科学技術・大学 ]
(2017/7/12 05:00)
東京大学大学院総合文化研究科の王牧芸特任研究員と岡山大学大学院自然科学研究科の竹内秀明准教授らは、メダカが顔で仲間を見分けていることを突き止めた。メダカの顔の認識には、ヒトや霊長類などと同じ現象が起きており、動物の顔認識機構の進化過程の解明に役立つ。成果は英科学誌イー・ライフに掲載された。
研究チームは、メスと体の一部を隠したオスを透明ガラスで仕切って“お見合い”をさせた。メスは顔を隠したオスを見分けることができなかったが、尾部を隠したオスは見分けることができ、顔の視覚情報が個体判別に重要なことが分かった。
さらに、ヒトやサルでは、顔を上下逆にすると顔を見分ける能力が低下するが、魚類のメダカにも、同じ現象が見られたという。
(2017/7/12 05:00)
科学技術・大学のニュース一覧
- 福井大、高速炉「もんじゅ」の活用法を提言−放射性廃棄物の減容化など(16/09/28)
- NASA、「衛星エウロパ」水の噴出発見−生命体に期待(16/09/28)
- 【電子版】マスク氏が描く火星旅行、当初は2000万円から-10年以内に実現も(16/09/28)
- 東大など、海底火山活動を音響探査で発見−船舶の熱水被害軽減へ(16/09/28)
- 「陸地は海から誕生」−海洋機構が新仮説提唱(16/09/28)
- 細菌・ウイルス1個から検出−阪大、センサーシステム開発(16/09/28)
- NTT、250Gbpsの短距離光伝送に成功−並列化で1テラに道(16/09/28)
- 福島大、地域型再生エネ創出人材を養成する実践的講座(16/09/28)
- 三重大、5日にノーベル物理学賞の益川氏が講演(16/09/28)
- 鹿児島県・JAXAなど、人工衛星による防災対策でタウン会合(16/09/28)