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[ エレクトロニクス ]
(2018/1/16 05:00)
新電元工業は日系メーカーで初めて最大出力120キロワットの電気自動車(EV)用急速充電器を開発し、4月から受注を始める。日本の急速充電規格「チャデモ」の最新版に対応し、充電時間を従来比6割短縮できる。車載電池の大容量化により短時間で充電可能な高出力対応の急速充電器の需要が拡大する見通し。新電元は他社に先駆けて提案し国内シェアを50%まで引き上げる。インドなどEVの普及が見込める新興国への展開も検討する。
日系メーカーが手がける急速充電器は従来は最大出力50キロワットまでが主流。現在の一般的なEVで充電時間は30―40分かかる。新電元はチャデモの最新認証を日系メーカーで初めて春に取得し、高速道路や商業施設向けに順次提案する。産業用の電源設備製造で培った通信技術を活用。車載側の電池の状態を高精度に検出できる機能を搭載することで、高出力化を実現した。
高効率の自社製AC(交流)/DC(直...
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(2018/1/16 05:00)
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