2018年度中の装置完成を目指し、19年度にも南海トラフ地震の想定震源域である紀伊半島沖で実証を始める計画だ。

南海トラフ地震対策では、紀伊半島付近や四国で地殻変動を精密に捉えるため、観測装置の周辺環境の調査費として18年度予算案に1000万円を計上した。

南海トラフ付近に展開する「地震・津波観測監視システム」(DONET)の広帯域地震計と水圧計により、地震により海底で発生する「レーリー波」の変位や水圧を測定。... その結果、S波の速度...

南海トラフ沿いで発生する東海地震は、これまで予知可能とされてきた。... これを受け、気象庁は東海地震予知情報の発表を取りやめ、11月1日から「南海トラフ地震に関連する情報」の運用を始めた。異常現象が...

海底の地殻変動を観測することで、南海トラフ地震の発生予測を高度化。

将来は南海トラフ沿岸域などにも適用を目指す。

今後予想される南海トラフ地震に備え、認知を広げたい」と抱負を述べた。

最大震度7の南海トラフ地震で原子力発電所災害や大規模停電が起きたと想定、情報収集や関係部門の初動対応を確認した。

先島諸島周辺の琉球海溝南西部は、プレートが強く固着した南海トラフなどと違い、蓄積したひずみは大地震を伴わずゆっくりとしたすべりなどで解放されると考えられている。

陸域の2000点の地震観測網や16火山に設置した観測網、200カ所の海域に設置した観測網を利用し、南海トラフ地震や首都直下地震などへの対応を強化する。 ... 一方、海に関しては、東...

11月1日正午から、南海トラフ地震につながる可能性がある地震や地殻変動を審議する評価検討会に事実上移行するため、今回が最終回となった。 ... 気象庁は1日正午からは、駿河湾から日向...

また、東海地震だけではなく、南海トラフ全域で大規模地震発生の可能性が高まっていると指摘。これを受け、気象庁は11月1日から新たに南海トラフ地震に関連する情報を発表するとした。... ≪南海トラフ巨大地...

東日本太平洋沖を中心とする日本海溝海底地震津波観測網「S―net」、南海トラフ巨大地震の想定震源域に設置されている地震・津波観測監視システム「DONET」のデータを活用。

ただ今後想定される南海トラフ地震など広域災害では、建設会社も被災者になる可能性が高い。... 今後想定される南海トラフ地震や首都直下地震では、広域災害での応急・復旧が課題だ。

気象庁は26日、南海トラフで起きると考えられている巨大地震の予知などに関わる「東海地震に関連する情報」の発表を取りやめ、新たに「南海トラフ地震に関連する情報」の提供を始めると正式発表した。... 新た...

気象庁は、南海トラフで起きると考えられている巨大地震の予知などに関わる「東海地震に関連する情報」の発表を取りやめる。... 今後は地震に至る前の歪みなど南海トラフ全域の地震活動に関する情報を新たに提供...

政府は従来、東海地震の発生を予知できるとの前提で、東海地震を含む南海トラフ地震への対策を講じていた。... これを受け、政府の中央防災会議で私が委員を務める作業部会が先ごろ、南海トラフ沿いで発生する巨...

今後発生が想定される首都直下地震や南海トラフ地震などをはじめ、各地で頻発する地震対策ニーズを取り込む。

息の長い取り組みとして来年度以降も実施する」 ―南海トラフ地震の防災対応において有識者会議で予知が難しいと報告された。

日本列島の太平洋側では、海側プレートが日本海溝や南海トラフで陸側プレートの下に沈み込んでいる。プレート境界の浅い部分が急に滑ると、東日本大震災や東南海・南海地震のような大地震と津波が起きる。