三菱化学は27日、リチウムイオン二次電池の正極材の生産能力を現行比約3・7倍に増強すると発表した。... 同社の正極材はニッケルとコバルト、マンガンを使う3元系タイプ。... 三菱化学は正極材のほか、...

生産した球形化黒鉛を三菱化学が優先的に購入して負極材(写真)の原料にする。世界で同電池の需要が高まる中で、負極材の主原料を安定的に調達できる体制を整える。 ... 三菱化学の同...

徐々に車載用での採用も決まり始めており、負極材最大手の日立化成工業や三菱化学などは増産投資を始めた。セパレーターと負極材は、生産能力がそのまま競争力に反映される。... 正極材はコバルト・ニッケル・マ...

発光ダイオード(LED)や太陽電池向け素材、リチウムイオン電池用負極材の拡大を見込む。

素材メーカー各社による車載用リチウムイオン電池向け負極材の増産が相次いでいる。... 日本コークス工業は住友商事との共同出資で、負極材生産の新会社を設立。... このほかJFEケミカル(東京都...

大阪チタニウムテクノロジーズはリチウムイオン二次電池用の負極材事業に参入する。... 大阪チタニウムテクノロジーズが事業化に乗り出すのは一酸化ケイ素(SiO)を材料とする負極材で、すで...

EV向けには高圧電流に耐えられるハーネスを製品化するほか、車載用リチウムイオン電池では蓄電容量を増やせる負極材などを開発する。... リチウムイオン電池分野では、負極材料の銅箔を改良し、蓄電容量を増や...

住友商事と天然黒鉛系負極材の新会社を4月1日に設立し、3―4年後をめどに年産2000トン規模の工場を新設する計画だ。 日本コークスは1995年に負極材の開発に着手。

【神戸】インキュベーション・アライアンス(神戸市中央区、村松一生社長、078・222・1167)は、大分大学の豊田昌宏教授と共同で、リチウムイオン電池の負極材に適した人造黒鉛を開発した...

強度と耐熱性を高めることで、電解銅箔上の負極活物質に合金系材料を使った場合よりリチウムイオン電池を10%長寿命化できる。... ジルコニウムを0・02%含む自社の銅合金「HCL02Z」...

《増田賞》 【東芝/新型二次電池・SCiB】 負極材にチタン酸リチウムを採用、電池内部の温度上昇を抑え、熱暴走を起こしにくい構造にした。

(16、17面に受賞製品の紹介) 東芝のSCiBは、負極材にチタン酸リチウムを採用し、電池内部の温度上昇を抑える構造で、高い安全性とともに従来のリチウムイオン電池の数倍のサイク...

日清オイリオグループは、大豆の皮を使ったリチウムイオン電池向け負極用材料を開発した。... 日清オイリオグループの既存炭素材料「フィトポーラス」の炭素純度を75・5%から99・95%に...

住金が持つリチウムイオン二次電池用黒鉛系負極材事業と、同じく負極用合金材料を生産する完全子会社の住金モリコープ(東京都中央区)を12月1日付で中央電工に移管する。

同社はこれまでパソコンや携帯電話など民生用リチウムイオン電池向けに負極材を供給。民生用負極材の技術を生かし、自動車向けに高エネルギー密度化が可能な黒鉛系負極材と入出力特性に優れた非晶質炭素負極材を開発...

リチウムイオン二次電池の正負極添加剤「VGCF」や、負極材「SCMG」などを同部に集約する。

三井金属は使用済みニッケル水素電池から負極材材料のニッケルやレアアース(希土類)を回収し、再利用する取り組みを年内にも始める。日鉱金属は使用済みリチウムイオン電池から正極材に使うコバル...

三井金属は使用済みニッケル水素充電池から負極材材料のニッケルやレアアース(希土類)を回収、再利用する取り組みを年内に始める。日鉱金属も11年をめどに使用済みリチウムイオン二次電池から正...

新興国の経済発展に伴う将来的な鉄鋼生産の増加に備えるほか、リチウムイオン二次電池の負極材を生産する。... またリチウムイオン二次電池用負極材は自動車などの分野で需要拡大が見込まれる。

【リチウムイオン電池用負極材(下)】 総合化学でも負極材の開発競争は進んでいる。... 現在、負極材の開発競争はこの点に絞られている。 昭和電工は負極材そのものの特性を...