記事検索結果

MTJ素子は、電流で磁化の方向が反転しない強磁性層(ピン層)、絶縁膜、情報を記憶する強磁性層(フリー層)を積んだ構造を持つ。MTJ素子に電流を流すと、二つの強磁性層の磁...

日立マクセル、第7世代対応データカートリッジの出荷開始（2010/6/2）

磁性層の上に低摩擦で耐摩耗性に優れた保護膜を設けたほか、潤滑剤の使用により、テープの耐久性を向上させた。

国際科学技術財団、第26回日本国際賞を岩崎氏ら2名に（2010/1/18）

記者会見で岩崎氏は「今回の受賞はこの上ない名誉」としたうえで「50年前に水平磁気記録方式のメタルテープを発明したが、いずれ磁性層を極限まで薄くしていく必要性に迫られる。

産総研、新構造のTMR素子開発−大容量MRAM実現へ（2010/1/18）

磁化方向が同じ向きの2枚の強磁性層の間に、非磁性層を挟んだフリー層(情報を記憶する層)構造を持つTMR素子を考案した。二つの磁性層の磁化を平行にすると、書き込み電流の増大を抑...

東芝、スピンMOSトランジスタの基本技術を開発（2009/12/9）

電極に磁性層をつくり、独自の素子構造で読み書きの基本動作の検証に成功した。... 開発したのは、一般的なMOS電界効果トランジスタ(FET)にスピン機能を担う磁性層をつくり、そこにゲー...

東芝、1枚構成の160ギガバイトHDDを製品化（2009/9/11）

磁気ヘッドやディスク磁性層を改良し、1・8型HDD従来品と比べ最大容量を33%以上高めた。

東芝、640ギガバイトの2.5型HDDを来月からサンプル出荷（2009/9/3）

磁気ヘッドやディスクの磁性層を改善することで、面記録密度で1平方ミリメートル当たり817・9メガビットを実現した。

ターゲット材・各社の戦略(下)磁性材やメモリーに商機（2009/6/25）

例えば、垂直記録方式では新たに軟磁性層と呼ばれる下地の部分が必要になる。日立金属は磁性材向けでは軟磁性層に特化し、鉄―コバルト合金などを開発してきた。... 日鉱金属はMRAM向けターゲット材について...

東芝、容量240ギガバイトの1.8型HDDを製品化（2008/9/11）

磁気ヘッドとディスクの磁性層を改良して面記録密度を高めた。

富士電機デバイス、ECC媒体を量産（2008/7/31）

ECC媒体は磁性層の間に交換結合制御層を挟んだ構造。9月から記録層を微細化して業界最高の容量250ギガバイト(ギガは10億)としたガラス基板の2・5型を生産する。

東芝、内部機構を軽量化し動作音抑えた2.5型HDD発売（2008/7/17）

磁気ヘッドやディスクの磁性層を改善し面記録密度を一平方ミリメートル当たり477メガビット(メガは100万)と同社製品で最大とした。

また、保磁力の低い磁性層の磁束密度を高めるなど磁性膜の構成を工夫し、書き込み性能と記録密度特性を両立できるようにした。