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【電子版】インテルとモービルアイ、自動運転車100台で走行試験へ

(2017/8/11 23:30)

  • 走行中に車線や物体をリアルタイムに検出するビジョンシステム(モービルアイ)

米インテルはイスラエルのモービルアイの子会社化に伴い、自動運転車向けの取り組みを加速する。試験用に、人が一切操作に関わらずに自動走行できるSAE(米自動車技術会)レベル4の自動運転車をモービルアイが100台以上用意し、米国とイスラエル、欧州で走行試験に入る。最初の試験車両は年内にも配備される予定としている。

試験車両にはモービルアイの自動運転車向けビジョンシステム、機械学習、データ分析、マッピング技術を導入。同時に、インテルのオープンコンピューター基盤やデータセンターおよび超高速データ通信の第5世代移動通信システム(5G)に関わる専門知識を生かし、自動運転車向けクラウドサービスを提供する。

これとは別にインテルとモービルアイは独BMWと協力し、2021年の生産開始を目標にした自動運転プラットフォームの研究開発プロジェクトを2016年7月にスタート。このアライアンスには5月、自動車部品大手の英デルファイも参画した。それに対し、インテルとモービルアイが取り組む100台以上の試験車両は、さまざまなブランドや車種を用意するとしている。

一方、インテルはトヨタ自動車、エリクソン(スウェーデン)、デンソー、NTT、NTTドコモなどとともに7社で立ち上げたコネクテッドカー(つながる車)のコンソーシアムにも参加している。

モービルアイはインテルが17年3月に153億ドル(約1兆6000億円)で買収すると発表。8月7日が期限の株式公開買い付け(TOB)でインテルはモービルアイの普通株式84%を取得し、8日には残りの株式に対し、引き続き21日を期限とするTOBの開始を公表した。

子会社化に伴い、モービルアイはイスラエルに本社を置いたまま、インテルの自動運転事業部門(ADG)が統括する。モービルアイの共同創業者兼CTOでヘブライ大学でコンピューター科学を専攻するアムノン・シャシュア教授がインテルの上級副社長に就任し、モービルアイのCEOとCTOを兼務。共同創業者兼CEOを務めていたジブ・アビラム氏は退社する。

(2017/8/11 23:30)

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