石川・輪島市公道で無人自動走行ＥＶ、経産省と国交省が実証

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  国土交通省発表資料より

経済産業省と国土交通省は１３日、国内初となる車両内無人自動走行の実証を１８日から石川県輪島市で始めると発表した。産業技術総合研究所が開発した運転操作不要の「レベル４」技術を採用。安全性、走行性能などを検証し、政府が「未来投資戦略２０１７」で２０２０年を目標とする無人自動走行システムの実用化につなげる。

利用する車両は、軽自動車に分類される４人乗りの電気自動車（ＥＶ）。公道に設けた１周約１キロメートルのコースを時速１２キロメートル以内で走行する。

産総研関係者が、コースから数十メートル程度離れた位置から画像や音声といった情報を基に遠隔監視する仕組みだ。実施時期は１８―１９日の２日間。

国交省は１日、遠隔自動運転車両の基準緩和対象として同実証を認定。これを基に石川県警察本部が走行審査し、実証開始が決まった。