デンソーと豊田通商、量子コンピューター実証 渋滞解消などに

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【名古屋】デンソーと豊田通商は１３日、コネクテッドカー（つながる車）の新たなサービス提供のため量子コンピューターの実証実験を始めたと発表した。デンソーの解析処理アルゴリズムや豊田通商の交通系ＩｏＴ（モノのインターネット）プラットフォームを用い、車両の位置や走行データを量子コンピューターでリアルタイムに処理する。渋滞解消や緊急車両の経路生成などのアプリケーション提案につなげる。

豊田通商ネクスティエレクトロニクスタイランドの渋滞情報配信サービスのプラットフォームを応用する。実際に運用している交通系ＩｏＴプラットフォームを量子コンピューターで活用するのは世界初。タイのタクシーやトラックに約１３万台搭載した専用車載器から収集した位置情報を、カナダのディー・ウェーブ・システムズ製の量子コンピューター内で処理する。