アビームコンサルティング、社員の健康改善を支援 食事・睡眠など可視化

(2023/12/5 12:00)

  • 食事などに関する社内セミナーを実施(専門家を招いた腸活セミナー、右が稲生執行役員)

アビームコンサルティング(東京都中央区、山田貴博社長)の健康経営施策「ウェルビーイングイニシアチブ(WBI)」は、社員の食事や睡眠などの状態を可視化し、きめ細かく支援している点が特徴だ。コンサルティングを手がける同社にとって、最大の資産は人材だとの考えが背景にある。WBIの責任者を務める稲生英之執行役員プリンシパルは「社員が心と身体のコンディションが整った『ビジネスアスリート』として、高いパフォーマンスを発揮するための施策」と説明する。

同社がWBIに本格的に乗り出したのは2017年。朝食を配布したり筋トレや仮眠を推進したりすることで、パフォーマンス向上を図った。さらに皇居外周での「アビーム駅伝」も開始。運動習慣づくりとともに社内コミュニケーションのきっかけにしている。

社員が自己管理に生かせるアプリケーションも開発した。毎週のアンケートを基に、食事や睡眠、運動とパフォーマンスの関係を可視化し、アドバイスする。参加者の8割以上で健康改善効果が出た。

20年10月にWBIの責任者に就いた稲生執行役員は「心」に着目。コロナ禍などを背景に環境が急激に変化していることから、レジリエンス(復元力)に関するセミナーを実施した。参加者は、対応力やセルフコントロールに関するスコアが上昇するという効果があったという。専門家を招き、腸内環境に関するセミナーも実施。稲生執行役員は「データなどを示すと納得して取り組む社員が多い」と分析する。

一方、コロナ禍で社員が集まりにくくなったため駅伝は「オンライン駅伝」に切り替えた。チームを組んだ上で個々の社員が好きなタイミングで走り、累計距離などを競う。海外拠点の社員が参加しやすい利点もある。

WBIで培ったノウハウは社外へのサービスにも応用。独自のバランスシートなどを用い、顧客のウェルビーイング(心身の健康・幸福)向上を支援している。

(2023/12/5 12:00)

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