トヨタ、豊田織機など3社と認証改善チーム グループの不正受け

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トヨタ自動車は、グループ会社の豊田自動織機やダイハツ工業、日野自動車と認証業務を改善するチームを立ち上げる。トヨタで日々取り組んでいる、トヨタ生産方式（ＴＰＳ）で現場の力を引き上げる「自主研」を３社でも認証業務をテーマに実施する。この活動により、現場の育成や経営層がモノや情報を整理することにつなげる。

１１日、愛知県新城市で開かれたラリー関連イベントの会場で、トヨタの豊田章男会長が報道陣の取材に応じ、明かした。豊田会長は「まずは現場の実務にしっかり入る。現場の一人ひとりと経営陣がなんでも言い合える雰囲気をつくらなければならない」と説明する。

豊田自動織機など３社は、自動車の開発などに関わる認証業務の不正が発覚。自主研で認証に対する認識を再構築する。まずは３カ月間で認証に関するヒト、モノ、情報の流れを整理するほか、人材が持つべき能力を見える化する。