- トップ
- 建設・住宅・生活ニュース
- 記事詳細
[ 建設・住宅・生活 ]
(2018/2/25 10:30)
「アレクサ、ジャケットのスイッチを入れて」。音声アシスタントや機械学習を使い、内部を適度な温度に自動調整してくれる服が登場した。米ボストンを拠点とするファッションブランド、ミニストリー・オブ・サプライの「マーキュリー・インテリジェント・ヒーテッド・ジャケット」がそれ。こうしたインテリジェントな服は初めてという。
クラウドファンディングのキックスターターで出資者の募集が始まったばかりだが、3月24日までに7万2000ドルの調達目標に対し、すでに29万ドル分以上の誓約を獲得。キックスターターでの早期割引き価格はベストが195ドル、ジャケットが295ドル。出資誓約者には11月にも商品が届けられる。
アマゾンの音声アシスタント「アレクサ」のほか、スマートフォンのアプリ経由で温度操作や時間帯に応じた温度の事前プログラムが可能。服には制御用コンピューターはじめ、着ている人の活動量をみる加速度計、外気温および服内部の温度センサーが取り付けてあり、外気温の変化などに応じて内部の温度を素早く調整する。
さらに、服を何度も着用しているうちに機械学習アルゴリズムがユーザーの行動パターンを学習し、好みの温度に自動的に調整するようになるという。スマホとはブルートゥースで通信を行う。
炭素繊維製のヒーターパッドは背中と左右ポケットの3カ所に内蔵。フレキシブルで柔らかく、厚さ1ミリメートル、重さ100グラムなので着ていても気にならないという。出力は合計で最大10ワット。最高57度Cまで温められる。ただ、容量10000mAh(ミリアンペア時)のバッテリーの重量は約1キログラム。フル充電に4時間かかり、最高出力で連続使用した場合、4時間半持つ。
(2018/2/25 10:30)
関連リンク
建設・住宅・生活のニュース一覧
- 成長・転換期の建築事業戦略(4)清水建設副社長建築総本部長・今木繁行氏(17/07/24)
- 大成建設、設計・施工工程でBIM一貫活用−設計変更にも迅速対応(17/07/24)
- タカラスタンダード、リビングラボでショールームのアドバイザー育成(17/07/24)
- IPA、高知で圧入技術セミ−11カ国・地域から300人参加(17/07/24)
- ポラテック西日本、佐賀・唐津市で新工場稼働(17/07/24)
- 三井不動産リアルティ、大阪に非常時対応型駐車場を開設(17/07/24)
- 国交省・東京都、日本橋の首都高地下化を決定(17/07/24)
- 公取委、セブン―イレブンに勧告−下請代金減額(17/07/24)