アサヒ飲料と慶大、「三ツ矢サイダー」の“爽快感”を数値化

• 

アサヒ飲料は１８日、慶応義塾大学理工学部との共同検証で、炭酸飲料「三ツ矢サイダー」を飲むときに感じる“爽快感”を数値化することに成功したと発表した。飲用時の爽快感を数値化するモデルを構築、このモデルをもとに飲用前と飲用後を比較したところ、飲用後に爽快感を示す度合いが約１５％から同４０％に高まることが確認できたという。アサヒ飲料は慶大と今後も検証を続け、三ツ矢サイダーと他の炭酸飲料との比較や、商品のＰＲに役立てたい考え。

三ツ矢サイダーは“磨かれた天然水の使用”と“自然由来の香料使用”が２大特徴。数値モデルでは、これらの違いを検証するため、香料をゼロにした炭酸飲料と、炭酸量を半分に減らした炭酸飲料を特別に作り、慶大の２０代男女学生９０人を対象に爽快感の違いを調べた。

検証の結果、香料ゼロや炭酸半分の飲料では爽快感度合いが２０％以下と半分以下にとどまり、三ツ矢サイダーの爽快感が独自の香りと炭酸刺激の相乗効果によることが確認できたとしている。