[ オピニオン ]

産業春秋/遠野の「パドロン」を食す

(2018/9/20 05:00)

「パドロン」というヘンテコな名前の野菜を初めて食べた。ししとうに似ているがサイズは少し大きく、ピーマンより小さい。素揚げでビールのお供として提供された。

もともとはスペイン原産の野菜で、同国ではビールのおつまみとして、日本で言う“ビールに枝豆”といった一般的な存在らしい。食べると、ししとうに似た淡い苦みとともに甘みがあり、サクサクとした歯触りが心地よい。確かにビールに合う。

今回、食べたパドロンは岩手県遠野市で生産されたもの。ビールの原料であるホップの国内有数の生産地だ。しかし、ホップ農家は後継者不足などの問題を抱えて減少が続き、現在の生産量はピーク時の4分1にまで落ち込んでいる。同市が農家などとホップ生産を軸に「ビールの里」として活性化に取り組んでおり、キリンビールも支援している。

ホップ生産の機械化のほか、クラフトビール生産、ビール関連ツアーなどで盛り上げていく計画。この一環でそれまで日本で生産されていなかった、ビールのつまみパドロンに着目したという。

遠野市と言えば、カッパ伝説のある「カッパ淵」が有名だが、将来、カッパの好物がキュウリではなくパドロンに変わっているかもしれない。

(2018/9/20 05:00)

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