産業春秋/「ソニー」カー

(2020/1/30 05:00)

年初、米ラスベガスで開かれた世界最大規模の家電・IT見本市「CES」。日本企業の出展物で注目を集めたのは、ソニーが試作した車だった。実物を見た日本の大手電機幹部は「完成度が高く格好良かった」と舌を巻く。

ソニーが得意とする画像センサーなどのセンサー類を計33個搭載し、自動運転機能を持たせた。社長の吉田憲一郎さんは「携帯端末の次のメガトレンドはモビリティー(移動体)だ」と意欲をみせる。

実はソニーほど派手ではないが、数年前から部品メーカーが、自社製品を自動車に搭載してアピールする取り組みは活発化している。ルネサスエレクトロニクスは、マイコンなどを搭載したデモカーを2016年には走らせていた。

自動車産業は、電動化や自動運転の先進技術が巻き起こす大変革期に入った。競争軸は燃費や走りのスペック(性能)から、自動車でどういった新たな価値や機能を消費者に提供できるかにシフトしている。

部品メーカーは、自社製品で実現できる新機能を示す必要があり、デモカーがその役割を担う。自動車産業の変革の流れは“麓”まで広がっていく。中堅・中小企業にとっても、価値提案の発想で自動車ビジネスに取り組む姿勢が重要になる。

(2020/1/30 05:00)

総合1のニュース一覧

おすすめコンテンツ

誰も教えてくれない 
「部品工場の納期遅れ」の解決策

誰も教えてくれない 「部品工場の納期遅れ」の解決策

エレクトロニクス実装のためのマイクロ接合科学

エレクトロニクス実装のためのマイクロ接合科学

SDGsアクション
<ターゲット実践>インプットからアウトプットまで

SDGsアクション <ターゲット実践>インプットからアウトプットまで

図解!製造業の管理会計「最重要KPI」がわかる本
会社を本当に良くして事業復活するための徹底解説

図解!製造業の管理会計「最重要KPI」がわかる本 会社を本当に良くして事業復活するための徹底解説

技術大全シリーズ 
塗料大全

技術大全シリーズ 塗料大全

日本製造業の後退は天下の一大事
モノづくりこそニッポンの砦 第3弾

日本製造業の後退は天下の一大事 モノづくりこそニッポンの砦 第3弾

Journagram→ Journagramとは

PR

ご存知ですか?記事のご利用について

カレンダーから探す

閲覧ランキング
  • 今日
  • 今週

ソーシャルメディア

日刊工業新聞社トピックス

セミナースケジュール

イベントスケジュール

もっと見る

PR

おすすめの本・雑誌・DVD

↓もっと見る

ニュースイッチ

企業リリース Powered by PR TIMES

大規模自然災害時の臨時ID発行はこちら

日刊工業新聞社関連サイト・サービス

マイクリップ機能は会員限定サービスです。

有料購読会員は最大300件、無料登録会員は最大30件の記事を保存することができます。

会員登録/ログイン

このサイトでは、アクセス状況の把握や広告配信などのためにクッキー(Cookie)を使用してしています。このバナーを閉じるか閲覧を継続した場合、クッキーの使用に同意したこととさせていただきます。なお、クッキーの設定や使用の詳細についてはプライバシーポリシーページをご覧ください。

閉じる