産業春秋/水資源を大切に利用しよう

(2022/6/28 05:00)

アジサイの花が短命に終わりそうだ。27日、関東甲信地方などが記録的に早く梅雨明けした。空梅雨の影響で多くの観測地点で降水量が平年の半分程度にとどまっているのが心配だ。

南米ペルー沖でラニーニャ現象が発生すると東風により西太平洋熱帯域は海面水温が上昇し、積乱雲の活動が盛んになる。このため日本付近では太平洋高気圧が北に張り出しやすくなる。

風が吹けば桶屋が儲かるようなややこしい話しだが、東風が強まるメカニズムは解明されていない。空梅雨の年は注意が要る。雨量はどこかで帳尻が合うようになっているのか。豪雨が発生しやすいという専門家の指摘もある。

四国の水瓶(みずがめ)、早明浦ダムでは第2次取水制限が始まった。利水貯水率は27日現在、約35%(平年値約86%)まで低下。このまま降水量の少ない状態が続けば「今夏は危機的な状況に陥るかしれない」(水資源機構池田総合管理所)。

内閣官房「2022年版水循環白書」によると、日本はモンスーンアジアの東端に位置する。だが地理的、時間的な水資源の偏在により、人口1人当たりの年間水資源賦存量は、約3400立方メートルと世界平均の半分にも満たない。天の恵みを大切に使いたい。

(2022/6/28 05:00)

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