産業春秋/デジカメとフィルムカメラを併用するわけ

(2022/7/5 05:00)

「子どもの写真は必ずデジタルカメラとフィルムカメラの両方で撮影する」という話を弊社の写真部員から聞いたことがある。デジタルだと、うっかり操作を誤ってデータを失うのではないかと心配だという。子煩悩さに和みつつ、確かにデジタルの危うさはあるなと感じる。

長文の原稿があと数行で完成するという時に端末がフリーズした経験がある。原稿の締め切り時間まであと20―30分程度しか残っていなかった。端末を再起動し、泣き泣きキーボードを叩(たた)いた苦い記憶がある。

平成の初めは紙の原稿用紙に記事を書き、当時は携帯電話もなかった。その頃、企業は自社のテレフォンカードを顧客や報道機関にも配布していた。デジタルが便利なのは紛れもない。だがデジタルゆえのリスクも念頭に置きたい。

KDDIの通信障害は過去最大規模とされ、4000万近い回線に影響が及んだ「重大な事故」だ。若者の生活の一部、企業のビジネスにも使われる携帯回線も、ひとたび通信が遮断されれば機能しない。

異なる通信会社の端末2台を持てばリスクは軽減されるのだろうか。通信各社に危機管理の徹底をお願いする一方、自身の事業継続計画(BCP)も再考したい。

(2022/7/5 05:00)

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